なぜANAは愛されるのか? よい記憶との結合?

世界で稚内が一番大好きな大学教員、アーサーこと浅川晃広です! 稚内で移住希望者向けのシェアハウス「キックスタート!」を経営しています。

 

さて、本業(?)の拠点である名古屋と稚内の間を、毎月行き来しております。便利なことに稚内には稚内空港があり、ANA便があることから、より正確に言えばANA便しかないことから、毎月ANAを利用して往復しています。このように頻繁に利用していることもあり、民間企業ということでいえば、ANAは最も好きな企業です!

 

ではなぜこうなるのか、なぜ多くの人々がANAに愛着を持つのか、ということを考えてみました。

 

これも羽田のANAラウンジでたまたま読んだ雑誌、月刊「事業構想」2019年8月号の「感動の原理は<愛>と<尊敬>」(原野守弘氏)に以下のことが書いてありました。

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ブランドや商品を「好き」にさせれば、積極的に販促を仕掛けなくても、ユーザーが自ら買いに来てくれる。

 

世の中の多くの会社は、よいプロダクトを作って尊敬はされているが、必ずしも愛情の対象にはなっていない。

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ということで、まさにANAを「愛情の対象」としている方々が他の企業と比べても圧倒的に多い、かと思われます。

 

では、なぜ「愛情の対象」となり得るのか? と考えてみますと、まず、飛行機を使う場面との関係ではないでしょうか?

 

ちなみにANAのテーマソングであるAnother Skyが大好きなのですが、特に以下のバージョンが興味深いです。

飛行機そのものはあまり出てこずに、ビジネス、観光、家族と会うといった場面が中心で、そこにちらっとANA機が出てくるというもの。そして最後のほうで英語で「Every flight has a story to tell.」(02:04)と出てきます。

 

なるほど~と思いました。直訳すると「すべてのフライトには語るべきストーリーがある」ということです。要は皆さん、何らかのストーリーや「意味」をもって飛行機に乗っているのですね。(単に飛行機だけに乗ることが趣味の方もいますが、それはあえて除外(笑))

 

そして飛行機で移動する場所の場合、海外はもちろん、国内でも新幹線が未整備のところといったように、「日常的にあまり行かない/行けない」ところのことが多いでしょう。

 

このため、到着地が「非日常の特別の場所」であり、さらにそこに行く目的として、まさにビジネス、観光、家族・友人と会うといった大いに意味を持ったものとなっている。それはたいていはプラスの目的であることからも、そうしたプラスの記憶と飛行機に凝ることが結びついているのではないか。

 

たとえば私の場合、毎月ANAを使って稚内に行くのですが、「あぁ今月も戻るな~」とか「あぁまた名古屋に引き戻されるのか、その間、仕事頑張ろう」と思うのです。日本最北端の稚内ですが、ANA便があるため、名古屋からでも半日で移動することができ、本当にありがたく感じています。

 

そうした私の大好きな稚内の記憶/思いとANAが結びついているからこそ、その結びつきとの文脈で「大好きなところに連れて行ってくれるANA大好き」といったことになるのではないかと考えたところです。それを反映させた動画がこちら。

このことはすべての航空会社に当てはまることなのですが、ではなぜANAが突出しているのか、よくわかりません。というのも、私はすっかりANAにはまってしまい、そもそも稚内にはANA便しかありませんし、年1回の豪州に行くときもANAにしました。このため、他の航空会社に滅多に乗ることがないので、比較対象がないのです。

 

この点を考えつつ、ANA便に乗って、もし何らかの答えが出た場合、書いてみたいと思います。

 

私の大好きな歌の一つに Take me home, Country Roadsがありまして、このフレーズに「Country roads, take me home, to the place I belong. West Virginia」とありますが、まさに私と乗ってはCountry roadsをANA planesに、West VirginiaをWakkanaiにといったところです。実はこの動画、こちらにあります。